『The Dark Knight』

バットマンシリーズとして、だけじゃなくて、
今年の公開作の中でもいちばんの大傑作なんじゃないの?
と、前評判テッカテカで絶賛黒光り中の
バットマン最新作『The Dark Knight』を観てきましたよ。

いや凄かった。こりゃたしかに大傑作。

今回、絶対悪というか純粋悪というか、
とにかくバットマンを困らせるためだけに登場する
ジョーカー(ヒース・レジャーの演技)がずば抜けてます。
口唇の左右が切れてひきつれている、という設定だからか、
喋りながらときどき空気が抜ける音を出したり
セリフを言い終えるたびに舌をちろっと出してみせるのが
本当に気持ちわるくて、でも悪の魅力に満ちています。

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今回は“選択”というのが全編を貫くテーマになっていて、
たとえばジョーカーは、
「バットマンの正体」と「市民の命」どっちをとるか?
「友人」と「恋人」どっちを助ける?
といった選択を突きつけてきたり、
後半ではそれをさらにエスカレートさせて、
「市民を満載した船」と「囚人を満載した船」どっちを爆破する?
なんていう究極の選択もぶつけてきます。

あるいは、ブルース・ウェインの友人である検事が
いつもコイントスで運命を決めている、という描写なんかも、
選択することの意味を観客に問いかけているのでしょう。
そして、検事が運命の半分をむしり取られることになる後半の展開は
本当に見事のひと言でした。

バットマンとかとスパイダーマンとか、
アメコミ映画って1本の映画に悪役を複数出すでしょう?
あれって映画がごちゃごちゃしてうるさくなるから嫌いなんですけど、
その点でも『ダークナイト』でのトゥーフェイスは
あっと驚く出現の仕方をしていて、本当に見事でしたね。
(造型はサム・ライミっぽいけど)

ところで、どんな真面目な映画を観ているときでも
ついバカ場面を探してしまうわたしですが、
病院を爆破中のジョーカーが起爆装置の不調で
カチカチカチ……あれ? カチカチ、あれ? ドカーン!
というシーンがコントとして最高の間で爆笑もんでした。

あと、激しい攻撃をうけて大破したバットモービルから、
なんかヤケクソっぽいバイクで脱出するシーンも
たいへん微笑ましくてよかったです。

The_dark_knight

とりあえずこの2大名場面を胸に抱いて、
次回作(まだ続くよね?)を待つとしましょう。

付録:お薦め! よそ様のblogの感想集
「ダークナイト」を観ましたよ/よだれ一滴
俺の「ダークナイト」/ACID TANK
ダークナイト 鬼気迫る傑作/su1さんのはてなダイアリー
21世紀の「悪の華」-「ダークナイト」/THE KAWASAKI CHAINSAW MASSACRE
「ダークナイト」を見たゼ!/空中キャンプ
映画「ダークナイト」/ラブフール

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へんな趣味オール大百科

http://www.amazon.co.jp/dp/4584203490

884065533_9 前回アップした「覆面ラーメン」の
記事が各所で紹介されたおかげで
昨日から瞬間的にアクセスが増えています。
この隙を利用してちゃっかり
宣伝させていただきますが、
明日、KKベストセラーズ社から
『へんな趣味オール大百科』
という小型ムックが発売されます。
定価500円。
いわゆるコンビニ本ですね。

どんな内容かは、
タイトルがすべてをあらわしてるわけですが、
表紙にも書かれているように、
バスブザーの収集とか、
サザエさんのジャンケン研究とか、
狛犬の鼻拓集めとか、
醤油を入れる魚の入れ物集めとか、
寝癖カレンダーとか、
力士が飛んでいる相撲の報道写真の収集とか、
テラめし食べ歩きとか、
笑っていいとものオープニング映り込みとか、
甲冑バトルとか、
ようするに、へんなコレクションやへんな趣味の人を
ズラリと紹介した本です。

ポン子のおともだちのミキジさん(顔ジャケラーメン)と
ヨシノビズムさん(メディアテロ活動)も紹介されています。

で、そん中にわたしの「覆面歌手コレクション」と、
「底抜け大リーグカード」も採り上げてもらっているのです。

「覆面レコード」っていうのは何かといいますと、
顔とか名前とかを明らかにしていない、覆面歌手のレコードですね。
わたくし、かれこれ20年以上もそういうものを集めてるのです。

編集さん的には、とくに「底抜け〜」を気に入ってくれたようで、
目次や紹介文にも載せてもらっていますけど、
自分としてはあっちはもう終わってしまった趣味なので、
ぜひ「覆面レコード」のほうをこそ見ていただきたいのです。

ポン子自身も覆面して出てるし〜(問題発言)。

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覆面ラーメン登場

先日、知人から、
「覆面した謎の二人組がやってるラーメン屋がある」
と、不思議な情報を教わりました。

またまたそんな冗談を〜、
と笑っていたら、本当にありました。
http://ramenlove.livedoor.biz/archives/51472944.html

わたくしラーメンマニアではありませんが、
じつは大の覆面マニア(いつの間に?)だったりしますので、
さっそく覆面ラーメンを食べに行って来ました。

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▲場所は東京、神保町。ディスカウント・キムラヤの裏あたり。

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▲店頭の暖簾を見ると、覆面ならぬ、「覆麺」の文字が。

で、暖簾をくぐって中にはいると、こんなんなってるわけですよ。
ババーン!(店内BGMは「猪木ボンバイエ」がエンドレスで)

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▲あまりにも自然体で覆面姿なので、うっかり納得しそうになります。

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▲湯気の立ちこめる厨房に覆面姿の巨漢。見るからに暑苦しい。

覆面の二人は日本語もわからない国籍不明の人物だと聞いていたので、
最初は不安だったんですけど、いざ店内に入ってみると、
ふつうに日本人の女性店員さんもいて(この人は覆面じゃない)、
「写真撮っていいですか?」とたずねたら、「どうぞー」と笑ってました。

メニューはおもに覆麺(醤油ラーメン)と油覆麺(油麺)の2種類。
で、覆麺を頼んでみました。

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▲具材で覆面をかたどったバカラーメンが出てくるかと思ったけど、意外に普通。

メンマ、もやし、揚げネギ、ニンニクチップ。バラチャーシュー2枚。
麺はやや細麺で、スープはかなり塩気が強かったです。

そういえば、ブラックさん(黒覆面)がまだ慣れてないのか、
湯切りに力が入りすぎて麺をこぼしてしまいまして、
わたしは文庫本を読んでて気づかないふりをしてあげたら、
あわてて新しい麺を茹でなおしてました(笑)。
もちろん、日本語はしゃべれない(という設定)なので、
その間ずーっと無言です。

あわてて茹でなおしたせいか、ちょっと麺が固かったですね。
でも、わたしは固い麺が好きなので何も問題ないです。

しかし、覆面の店なのを知ってて来たわたしはいいけど、
知らないで入ってきた普通のお客さんはビックリすんだろうなー。

ラーメンマニア的にはどうなのかわかりませんが、
覆面マニアならぜひ一度は食べに行ってみてください。

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