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へんな趣味オール大百科

http://www.amazon.co.jp/dp/4584203490

884065533_9 前回アップした「覆面ラーメン」の
記事が各所で紹介されたおかげで
昨日から瞬間的にアクセスが増えています。
この隙を利用してちゃっかり
宣伝させていただきますが、
明日、KKベストセラーズ社から
『へんな趣味オール大百科』
という小型ムックが発売されます。
定価500円。
いわゆるコンビニ本ですね。

どんな内容かは、
タイトルがすべてをあらわしてるわけですが、
表紙にも書かれているように、
バスブザーの収集とか、
サザエさんのジャンケン研究とか、
狛犬の鼻拓集めとか、
醤油を入れる魚の入れ物集めとか、
寝癖カレンダーとか、
力士が飛んでいる相撲の報道写真の収集とか、
テラめし食べ歩きとか、
笑っていいとものオープニング映り込みとか、
甲冑バトルとか、
ようするに、へんなコレクションやへんな趣味の人を
ズラリと紹介した本です。

ポン子のおともだちのミキジさん(顔ジャケラーメン)と
ヨシノビズムさん(メディアテロ活動)も紹介されています。

で、そん中にわたしの「覆面歌手コレクション」と、
「底抜け大リーグカード」も採り上げてもらっているのです。

「覆面レコード」っていうのは何かといいますと、
顔とか名前とかを明らかにしていない、覆面歌手のレコードですね。
わたくし、かれこれ20年以上もそういうものを集めてるのです。

編集さん的には、とくに「底抜け〜」を気に入ってくれたようで、
目次や紹介文にも載せてもらっていますけど、
自分としてはあっちはもう終わってしまった趣味なので、
ぜひ「覆面レコード」のほうをこそ見ていただきたいのです。

ポン子自身も覆面して出てるし〜(問題発言)。

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覆面ラーメン登場

先日、知人から、
「覆面した謎の二人組がやってるラーメン屋がある」
と、不思議な情報を教わりました。

またまたそんな冗談を〜、
と笑っていたら、本当にありました。
http://ramenlove.livedoor.biz/archives/51472944.html

わたくしラーメンマニアではありませんが、
じつは大の覆面マニア(いつの間に?)だったりしますので、
さっそく覆面ラーメンを食べに行って来ました。

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▲場所は東京、神保町。ディスカウント・キムラヤの裏あたり。

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▲店頭の暖簾を見ると、覆面ならぬ、「覆麺」の文字が。

で、暖簾をくぐって中にはいると、こんなんなってるわけですよ。
ババーン!(店内BGMは「猪木ボンバイエ」がエンドレスで)

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▲あまりにも自然体で覆面姿なので、うっかり納得しそうになります。

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▲湯気の立ちこめる厨房に覆面姿の巨漢。見るからに暑苦しい。

覆面の二人は日本語もわからない国籍不明の人物だと聞いていたので、
最初は不安だったんですけど、いざ店内に入ってみると、
ふつうに日本人の女性店員さんもいて(この人は覆面じゃない)、
「写真撮っていいですか?」とたずねたら、「どうぞー」と笑ってました。

メニューはおもに覆麺(醤油ラーメン)と油覆麺(油麺)の2種類。
で、覆麺を頼んでみました。

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▲具材で覆面をかたどったバカラーメンが出てくるかと思ったけど、意外に普通。

メンマ、もやし、揚げネギ、ニンニクチップ。バラチャーシュー2枚。
麺はやや細麺で、スープはかなり塩気が強かったです。

そういえば、ブラックさん(黒覆面)がまだ慣れてないのか、
湯切りに力が入りすぎて麺をこぼしてしまいまして、
わたしは文庫本を読んでて気づかないふりをしてあげたら、
あわてて新しい麺を茹でなおしてました(笑)。
もちろん、日本語はしゃべれない(という設定)なので、
その間ずーっと無言です。

あわてて茹でなおしたせいか、ちょっと麺が固かったですね。
でも、わたしは固い麺が好きなので何も問題ないです。

しかし、覆面の店なのを知ってて来たわたしはいいけど、
知らないで入ってきた普通のお客さんはビックリすんだろうなー。

ラーメンマニア的にはどうなのかわかりませんが、
覆面マニアならぜひ一度は食べに行ってみてください。

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『クライマーズハイ』

『クライマーズ』を観てきたわけですが、驚きました。

これはものすごいド傑作ではないですか。

とりあえず『接吻』と『アフタースクール』はブチ抜いて、
今年の邦画ではナンバーワン。
個人的な好き嫌いもあるはと思いますが、
『クライマーズハイ』はモロにわたしの好みど真ん中で、
ただただその迫力に圧倒されました。

冒頭、例の日航機の墜落事故が発生して、
舞台となる北関東新聞社からも初日に記者を2名送り込むんですけど、
そこで目撃することになる現場斜面の再現度がすごいんですよ。

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べつに地獄絵図をリアルに見せているわけではなくて、
(遺族感情への配慮もあるでしょうし)
現場の凄惨さは、ほとんど映像としては描いていないのです。
墜落した遺体なんかほとんど描写されません。

でも、一歩足を踏みはずせば滑り落ちそうな急斜面のロケーション、
痛々しくめくれ上がって散乱する機体の破片などの小道具、
頭上でバリバリと轟音を立てるヘリと、プ〜ンとうなるハエの羽音、
火災のあとの煙が周囲に立ちこめるエフェクト、
茫然と立ちすくむ消防団、記者、自衛官ら俳優陣の芝居。
それらの要素が渾然一体となって、
あの墜落現場の「絶望感」がものすごい迫力で伝わってくるんです。
これは本当に見事だった。

で、いきなりそういうものを突きつけてくるもんだから、
この方向で押していく映画なのかなーと思ったら、
事故はこの映画のごく一部でしかなくて、事故そのものを描くというよりも、
この事故をどう新聞紙面で採り上げていくか、
地元新聞記者たちの戦いを描くことが主題の物語だったんですね。
(原作読んでなかったので、観るまでわからなかった)
かといって、群像劇を描くために事故を利用しているような感じも
まったくしないので、そういう点でも印象がよかった。

とにかく、俳優陣が皆芸達者揃いで素晴らしかった。
日本中の巧い役者だけを揃えたんじゃないか、という感じです。

新聞社社長の山崎努の脂っこさと骨っぽさが同居した感じ。
主人公の堤真一に対立する上司役の遠藤憲一の酷薄さと、
やはり対立する販売部部長の皆川猿時のねちっこいヤな奴感。
スクリーン掻きむしりたくなるほどよかったです。

とくに素晴らしかったのは、墜落1日目の現場に行って
あまりの衝撃で精神に異常をきたす神沢記者役の滝藤堅一。
この人が、全権(臨時編集長)の堤真一に詰め寄るシーンなんて最高でした。

わたしはどんな映画でも原作と映画とは切り離して考えているんですが、
これは原作もちゃんと読もう、と思わせてくれる映画でした。

いやー、自分が原田眞人の映画を絶賛する日がくるとはなー。
(どちらかといえば嫌いな監督だった)

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『先生、夢まちがえた』

というタイトルの映画です。

渋谷のユーロスペースで「映画美学校セレクション」
http://www.eigabigakkou.com/festival/index20080627.html
というイベントをやってまして(もう終わりました)、
最終日に『オトシモノ』監督の古澤健さんが トークショーをやるそうなので、
ちょっくら冷やかしに行ってきました。

トークの内容は現場で見た人の特権なのでここには書きませんが、
主演俳優の3人が3人とも
ヒッピー風の服装(表現が古いネ)だったのがおかしかったです。
役者さんたちのあいだで流行ってるんですかね?

で、上映されたのが「先生、夢まちがえた」という作品。

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あらすじ:
妻と幸せに暮らす塾講師のケンイチが、
ある日、生き別れだった弟のコウジと出会う。
仕事を世話してやる兄だったが、
些細なことから歯車が狂いはじめて
最後は殴ったり、殴られたり、
ひとが死んじゃったり……。

40分の短編ながら二転三転するシナリオと、
それをスムーズに見せる的確な演出で、予想以上によかったです。
弟役の濱田リクという役者さんがいい味を出してましたね。
仕事を世話しようとする兄に対して、
「(せっかく紹介してもらっても)おれ、なんにもできないよー」
って素っ気なくつぶやくところとか、本当によかった。
河原乞食にしてはちょっと小綺麗すぎたけど。

あと、ラストである人物が死体をボートに積み込んで
川に流そうとするんですけど、
そのときに背景で川の上流からアヒルが3羽流れてきて、
画面中央でちょっと留まるんですね。
手前で死体と格闘する人間がいて、その奥でアヒルがガーガー。
これはまったく計算外だったろうけど、「神が宿ってる!」と思いました。

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